森山未來主演のサスペンスヒューマンドラマ『大いなる不在』が北米最大の日本映画祭“ジャパン・カッツ”で上映されることが決定し、同映画祭初となる特別生涯功労賞が藤竜也に授与されることが発表されました。
ジャパン・カッツは米・ニューヨークのマンハッタンにあるジャパン・ソサエティーで行われる北米最大の日本映画祭。今年は7月10日（水）から7月21日（日）までの12日間で、30本以上の日本映画が上映されます。本作について、映画祭は「『大いなる不在』は、日本を代表する名優と新進気鋭の監督を結びつけ、記憶、家族、喪失を力強く描いた作品である」とコメント。現地時間7月18日（木）にニューヨークプレミアを飾り、その後Q&A付上映も行う予定。藤竜也と近浦啓監督の登壇も予定されています。
ジャパン・カッツとして初めての授与となる特別生涯功労賞は、『愛のコリーダ』や『愛の亡霊』など、60年にわたるキャリアを持つ藤竜也の日本映画界における功績とその俳優人生を称えるもの。
なおジャパン・カッツにおいて、本作の主演を務める森山未來は『ほかげ』（塚本晋也監督作）にて日本映画界への目覚ましい貢献をもたらした監督や俳優の功績を称えるCUT ABOVE賞を受賞しています。
本作は7月12日（金）の日本公開に続き、7月19日（金）よりギャガ配給にて、ニューヨークの劇場Angelika Film Centerで劇場公開されます。
以下、コメントが到着しています。
まさかニューヨークの映画祭「ジャパン・カッツ」 で、私の映画俳優としてのおぼつかない足取りを褒めていただけるとは！
私が以前にニューヨークを訪れたのはおよそ半世紀前で、そのときは大島渚監督の「愛のコリーダ」がニューヨーク映画祭に招かれたのですが、残念ながら検閲が通らず上映ができませんでした。
そして2024年、私が参加した「大いなる不在」がニューヨークで上映され、私に賞までくださるとは！
・・・感無量です。
『大いなる不在』（英題：Great Absence）
卓（森山未來）は、ある日、小さい頃に自分と母を捨てた父（藤竜也）が警察に捕まったという連絡を受ける。妻（真木よう子）と共に久々に九州の父の元を訪ねると、父は認知症で別人のようであり、父が再婚した義理の母（原日出子）は行方不明になっていた。卓は、父と義母の生活を調べ始めるが──。
『大いなる不在』作品情報
| 公開日 | 2024年7月12日公開予定 |
|---|---|
| キャスト | 監督・脚本・編集：近浦啓 出演：森山未來 藤竜也 真木よう子 原日出子 三浦誠己 神野三鈴 利重剛 塚原大助 塚原大助 |
| 製作・制作プロダクション：クレイテプス | |
| 配給 | ギャガ |
| 制作国 | 日本（2023） |
| 上映時間 | 2023年／日本／カラー／アメリカンビスタ／5.1ch／133分 |
| 公式サイト | https://gaga.ne.jp/greatabsence/ |
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