美術の才能に溢れ、二科展の入選を目指していた早坂秋人は、心臓に腫瘍がみつかり余命一年を宣告される。感情を押し殺しながら、毎日を淡々とやり過ごしていたある日、病院の屋上で絵を描く桜井春奈と出会う……。
原作は、森田碧によるベストセラー小説「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」。小説投稿サイトに投稿されていた本作が編集者の目に留まり、“タイトルで筋がほぼわかってしまうにもかかわらず、号泣する”と書籍化、SNSを中心に口コミに火が付きシリーズ累計50万部を突破した。
監督を務めるのは、『ホットロード』(2014)など、青春恋愛映画の名手と呼び声の高い三木孝浩。脚本は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)で三木監督とタッグを組み、『君の膵臓をたべたい』(2017)など多数のヒット作を生みだしてきた吉田智子が担当。音楽は、『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022)で同じく三木監督とタッグを組んだ亀田誠治が担当する。
そして、主演を務めるのはNetflix作品初参加となる永瀬廉。突然余命を宣告され、色々なことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人役を演じる。またヒロイン・桜井春奈役をNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』(2022)でフレッシュな演技を魅せた出口夏希が務める。
この度、本予告解禁となった。秋人と春奈が出会い、そして恋をし、限られた時間の中でそれでも精いっぱいに前を向き、“いま”を懸命に生きる姿が瑞々しく映し出されている。
あわせて、そんな2人を傍であたたかく見守る追加キャスト陣も解禁となった。春奈の唯一の親友で、不器用ながらも春奈を支える女子高生・三浦綾香に横田真悠、秋人が春奈のために通う花屋の店主・実希子に木村文乃、秋人を見守る母・早坂慈美に大塚寧々、父・一樹に中村トオル、春奈の母で、看護師でもある桜井葉月に松雪泰子と、豪華演技派俳優からフレッシュな若手俳優まで様々なキャスト陣が本作の脇を固める。
【主題歌】『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』
さらに、主題歌がヨルシカのsuisがカバーする「若者のすべて」に決定。プロデュースは、劇伴の音楽も担当した亀田誠治。先日、原曲となるフジファブリックの「若者のすべて」が劇中曲として発表された際も、劇中のシーンと歌詞がエモーショナルにリンクし、予告映像だけでも胸を締め付けられるような切なさ、そして誰もが共感できるノスタルジックさに、SNS上でも幅広い世代が反応していた。
【コメント】
私が若者の頃、初めて『若者のすべて』を歌った時、涙が止まらず歌いきれなかったのを覚えています。「よめぼく」の最後に流れる『若者のすべて』は涙を拭うイメージです。「よめぼく」という光ある作品の中で、また亀田誠治さんという太陽のような音楽家に手を引かれ、私も前を向いて歌いました。映画の最後にも希望を感じてもらえたら嬉しいです。
【場面写真】『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』
『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』は、2024年6月27日(木)Netflixにて世界独占配信。