ワールドプレミア上映
日時:2024年10月27日(日)
場所:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場
登壇:萩原利久、藤堂日向、北村匠海監督
俳優の北村匠海(26)が27日、東京都内で行われた初の短編映画監督作品「世界征服やめた」のワールドプレミア上映イベントに、同作に出演する萩原利久(25)、藤堂日向(28)らと出席した。
同イベントはアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2024 秋の国際短編映画祭」のプログラムとして開催。俳優でありアーティストとしても楽曲制作を手がけるなどマルチな才能を発揮する北村の監督デビュー作は、「僕の人生を変えた曲」と語るポエトリーラッパー・不可思議/wonderboyの同名楽曲の映画化に挑戦した。
自ら脚本も手がけた今作はこの日が世界初公開。執筆時を振り返った北村は「右も左も分からなくて、こんなに脚本を読んできたのに、いざ自分が書くとなるとすごく難しい。ずっと自分の口でしゃべりながら、役者としての立場に立ちながら書いていました」と話し、「逃げちゃ駄目だと思いながら向き合い続けました」と奮闘を告白した。
北村とはプライベートでも仲が良い萩原は、完成した脚本を読んだときに「僕は役者としての彼と出会って友達になって、いろいろな匠海を見てきたはずなのに、全然知らない匠海をいきなり突きつけられたようだった」と回顧。「ありとあらゆる北村匠海の新たな肩書に出会ってみたい」と目を輝かせた。
藤堂も「日向で書きたいものがある、と言われてその時は冗談だと思った。だから正式にオファーがあった時はビックリ。でも脚本を読んだ時に北村匠海らしさが出ていると思った。不可思議/wonderboyさんの楽曲『世界征服やめた』の歌詞とリンクするセリフもあって匠海君と音楽が混然一体となっている感じが印象としてあった」と述べた。
熱い期待を寄せられた北村は次回作についても「実はもうすでに書いてたりするんです」と笑顔でにおわせ、「ただ実現するかも分からないし、自分の蓄えと思って書いているので、ライフワークとして続けていけたら」と意欲を見せた。
原案・主題歌:「世界征服やめた」不可思議/wonderboy(LOW HIGH WHO? STUDIO)
企画・脚本・監督:北村匠海
出演:萩原利久、藤堂日向、井浦新(友情出演)
製作・制作プロダクション:EAST FILM
チーフ・プロデューサー:小林有衣子、プロデューサー:本多里子、ライン・プロデューサー:古賀爽一郎、小楠雄士、
撮影:川上智之
照明:穂苅慶人、サウンドデザイン:山本タカアキ、美術:松本千広、スタイリスト:鴇田晋哉、ヘアメイク:佐鳥麻子、編集:清水康彦、
音楽:HAPPY BUDDHA HILL、助監督:草場尚也、制作担当:福島伸司、佐佐木基入、スチール:高橋春織、台本デザイン:柴崎楽、撮影協力:ニコンクリエイツ、制作協力:ニコン、企画協力:Creatainment Japan、配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS、
カラー、16:9、5.1ch、51min
©️『世界征服やめた』製作委員会