先月のティザー予告映像の解禁では、街や人が●(謎の球体)にエグられる衝撃と、主人公ナン丸がその謎に引きずり込まれていく前代未聞の序章に大きな盛り上がりを見せた本作だが、今回はいよいよ物語を垣間 見ることができる本予告映像が解禁となった。
冒頭、いきなり「ちょわああああああ!!」の気合いの発声とともに“物に触れず小さな穴をあける”役に立たない“超能力”を発揮する平凡な大学生・ナン丸の姿から幕を開ける。その能力以外は平凡な日々で、後輩からは就職活動の心配をされる一幕も。そんな日常の和やかなシーンも束の間、物語の発端となる宙に浮く謎の●によって人の体がえぐられ消失してしまう衝撃的な怪奇事件が発生。ナン丸の通う大学の講師・江見早百合(木竜麻生)からナン丸の能力がその事件を起こした能力と「同じものだと思う」と告げられる。●の力に怯えながらも、ナン丸は自分のルーツがあると教えられた“丸神の里”と呼ばれる丸川町へ赴くことに。そこでは、ナン丸の能力を察し「あなたは手が届くものですよね。」と謎めいた一言を告げる女性・東丸幸子(藤野涼子)と出 会い、黒い球体を操る、明らかに人間を超越した能力を持つ幸子の兄・東丸高志(上杉柊平)からは「俺たちは 選ばれた人間なんだよ。」と、ナン丸と自分が特別な存在であることを示唆するシーンも。そして、この旅の引率者でもある江見からは「この町は、何か隠している―。」と、散りばめられた謎へと誘う一言が。幸子たちが毎夜苦しむ“町民だけが見る悪夢”、奇妙にも毎年6月に執り行われる“季節はずれの七夕祭り”、古えから他の干 渉を異常に拒んできた“丸神一族の掟”、と球体の謎を解き明かす重要な3つの謎に関わるキーワードが次々と羅列され、時代を越えた不吉な陰謀をも仄めかす展開となっている。そして、「悪夢を、終わらせる。」という確信に満ちた使命を口にする丸神頼之(山田孝之)の6本指の両の手からは、いったい何が作り出されているのか。激しい銃撃戦、さらにナン丸の手からも黒い●が作り出され、何者かと攻防を繰り広げる衝撃の展開。そして、最後には決して人間のものとは思えない恐ろしい異形のまなざしと、街中を覆うほど巨大な黒い●が 不気味にぽっかりと浮かびあがり、まるでこの世の終わりかのような不吉さで締めくくられている。唯一無二で ありながら、壮絶なスペクタクルを予感させる緊迫の仕上がりだ。
さらに、今回はキービジュアルと追加場面写真も同時解禁される。「●の謎 触れたら、エグられる。」のキャまるッチコピーとともに、●の中に引きずり込まれたナン丸の後ろには目深に帽子をかぶったマスク姿の頼之、さら に“閉ざされた町”丸川町の山々と、そこで執り行われる不気味な儀式の灯。ナン丸をめぐる不穏な展開を大いに予期させるビジュアルとなっており、7月4日(木)の配信開始にさらなる期待が高まる!
さらに追加キャストとして、今は亡き幸子の母:東丸由紀子を朝比奈彩、●によってさまざまなものがえぐられる事件を追う刑事:佐藤を石田法嗣、高志の力を利用して怪しげなセミナーを開く八木原昭を金田哲が務める。今回の本予告映像・キービジュアルの解禁と、ますます期待が高まる『七夕の国』。特別な能力を持つナン丸のルーツと“閉ざされた町”丸神の里との繋がりとは?そしてタイトル「七夕の国」の真の意味とは?日本中を巻き込む壮大なスケールで描かれる、これまでになかった超常ミステリー作品。今後の展開に注目だ。
『七夕の国』は全10話で、7月4日(木)に 1~3話、7月11日(木)に 4~5 話、7月18日(木)に 6~7 話、7月25日 (木)に8話、8月1日(木)に9話、8月8日(木)に10話が配信。
原作:岩明均「七夕の国」(小学館刊)
監督:瀧悠輔、佐野隆英、川井隼人
脚本:三好晶子、安里麻里、瀧悠輔 脚本協力:大江崇允
出演:細田佳央太 、藤野涼子、上杉柊平、木竜麻生、鳴海唯、濱田龍臣、西畑澪花、深水元基、石田法嗣、金田哲、篠原篤、谷川昭一朗、足立智充、大西武志、政修二郎、奥貫薫、忍成修吾、朝比奈彩、金山一彦、中村育二、朝加真由美、伊武雅刀、三上博史、山田孝之
プロデューサー:山本晃久、若林雄介/中野剛、髙橋直也
©︎2024 岩明均/小学館/東映
ディズニープラス「スター」で7月4日(木)より独占配信