映画

『バイオハザード:デスアイランド』

この度、映画公開に先駆けて本作のシリーズ「バイオハザード」の大ファンでもある城田優と狩野英孝をゲストに迎え、公開直前スペシャルイベントを実施しました! 監督を務めるのは、『海猿』シリーズで知られ、Netflixにて独占配信された連続CGドラマ『バイオハザード:インフィニット:ダークネス』も手掛けた羽住英一郎です。

イベントには、羽住監督に加え、シリーズの人気キャラであり、大統領直轄のエージェント組織にて極秘任務に従事しているレオン・S・ケネディに日本一似ていると言われている俳優の城田優と、自身のYouTubeチャンネル「狩野英孝【公式チャンネル】EIKO!GO!!」で、「バイオハザード」ゲーム実況が人気を博しているお笑い芸人の狩野英孝が登壇しました!作品の概要が説明された後は、羽住英一郎監督が登壇しました。映画化について、城田は「原作ゲームや実写、CGドラマなど、シリーズをたくさん体験してきたのでうれしいです」と感想を述べ、狩野は「僕のゲーム実況配信では、視聴者に『右じゃなくて左だろ』といつも怒られながらやっていまして……。今回ゲストとして呼ばれ、また怒られるかもしれませんが(笑)、しっかりPRしていきたいです!」と意気込んでいました。

続いて、羽住監督から制作に関するトークが展開されました。作中でクリスとレオンが使用している銃「レオンモデル、クリスモデル」については「エアソフトガンを製造・販売しているメーカー・東京マルイさんにCG制作の協力をいただきました」と裏話を語り、本イベント冒頭のゾンビ撃退の感想を聞かれると「最高の演技でした。次回作があれば、端役でお願いするかもしれません」と笑いながら話していました。

この場において、3人が回答する形でお答えいたします。『バイオハザード』のゲームの魅力について質問されると、城田は「初代作品である1996年のリリースは、その斬新さに衝撃を受けました。おそらく父の影響もあったのかもしれませんが、もともとゾンビファンでした。ゾンビが登場するゲームには大いに興奮し、毎晩怯えながらプレイしていました」と述べ、狩野は「もちろんレオンやクリスといった主要キャラクターも魅力ですが、ゾンビや進化した敵キャラクターの存在も見逃せません。舞台や武器など、全てが魅力的なんです」と語りました。

羽住監督は「作品の世界観には厳密な年表が存在し、シリーズが進むごとにキャラクターたちも成長していく点が魅力です。さらに、同じ世界を共有しているため、登場人物たちが自然に絡み合っていく様子も良いですね」とコメントしました。また、本作の見どころや制作のポイントについて問われると、「この作品の最大のポイントは、5人の主要キャラクターが一同に集まっていることです。敵役は映画独自のキャラクターですが、主役たちはこれまでのシリーズを通じて描かれてきたキャラクターたちなので、ファンが期待するような活躍をしてくれると思います」とPRしました。

さらに、映像の美しさについて羽住監督は「素晴らしいCGスタッフが集まっているため、自信を持って作品をお届けできます。作品のファンにはお馴染みのラクーンシティも登場し、多くのクリエイターが『自分が手掛けたい』と名乗り出るほど魅力的でした(笑)」と語りました。

改めて本作の見どころを尋ねられると、城田は「ラストの展開が本当に感動的です。オールスターキャストが一堂に会し、全員が活躍します。本作はシリーズの集大成のような作品であり、レオンが高速道路を駆け抜けるシーンなど、実写以上のクオリティを持つアニメーションも大きな魅力です。『バイオハザード』に触れたことのある方は、懐かしさと新しさ、すべての要素を感じ取っていただけると思います」と述べました。

一方、狩野は「ゲームをプレイしたことがある方にとっては理解できると思いますが、アイテムの使い方には絶妙さがあります。また、クリスのセリフには心を打たれるものがありますので、作品を体験している方々は特に注目してください」とコメントしました。そして、公開日である7月7日が七夕であることから、「もし一つだけ願い事が叶うとしたら?」との質問が投げかけられました。

城田は「ゾンビが大好きなので、少々不謹慎かもしれませんが、『いつか現実世界がゾンビの世界にならないかな?』と思うこともあります(笑)。そして、そのような世界に自分自身が『バイオハザード』の世界に入り込めるということで、つまりは作品に出演したいです!」と答えました。

狩野は「年齢を重ねるにつれて、健康でいたいという願いが強くなってきました。芸人仲間との食事の場でも健康に関する話題が多いです(笑)。ゲームや映画を楽しむためにも、健康を保ちたいです。ゲームに関しては、カプコンさんにぜひ新たな作品を出してもらいたいです。最新作はじっくりとプレイしましたので(笑)」と述べました。

最後に、登壇者からのメッセージが贈られました。

「ゲームファン、実写ファン、CGドラマで作品に触れたことがある方々だけでなく、これまで一度も経験したことがない方々も、パズルのピースをそろえていくような楽しみを感じていただけると嬉しいです」(城田)

「映像を観ながら自分が実際にプレイしているかのような感覚を味わえる場面がたくさんあります。ゲームの一部を体験しているかのような没入感を感じることができます」と狩野は語りました。

「『バイオハザード』は様々な展開を見せてきたため、ゲームをプレイしてテンションを上げて楽しんだり、逆に映画を観た後にゲームを楽しんだりするなど、メディアミックスも含めてエンターテイメントを楽しんでいただければと思います」と羽住監督は締めくくりました。

監督:羽住英一郎
脚本:深見 真
音楽:近藤 嶺
CGディレクター:清水智弘
CG制作:Quebico
プロデュース:トムス・エンタテインメント
配給:角川ANIMATION
製作:DEATH ISLAND FILM PARTNERS
原作:株式会社カプコン
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