◆実施日: 4月30日(火) 18:00~18:30
◆会場:港区・ニッショーホール
◆登壇者(敬称略):窪塚愛流(国木田雪夫役)、蒔田彩珠(山岸由茉役)、橋本愛(国木田月子役)、山崎まさよし(山岸英生役)、篠原哲雄(監督)
窪塚は「本番前のテストでは、食べるシーンで実際に口にすることは少ないんですが、篠原監督は『食べて!』と言ってくれました。実際においしかったので苦ではありませんでしたが、本番ではかなりお腹がいっぱいでした」と説明しました。蒔田も、「ロリータファッションの衣装はコルセットのように身体を締め付けるので、カレーを食べるときに苦しくて座ったり立ったりが難しかったです」と笑いながら苦労した点を明かしました。これを聞いた山崎は「撮影が終わっても、お二人はまだまだ食欲旺盛でしたね。若さっていいなと思いました」と柔らかい表情で述べました。監督は「なんでも本当にやったほうがいい。嘘に見えるといやでしょ?」と笑顔で語りかけていました。
また、橋本は「監督から『ゴム段をやってほしい』と言われたので、小さい頃に経験がなかったので資料映像を観ました。ロリータファッションの月子さんはスカートとヒールを履いているので、普通に跳ぶとスカートがゴムに引っかかってしまい、美しい姿勢が保ちにくいです。そのため、その格好でもかわいく跳ぶ練習をしました」と裏話を明かしました。篠原は、「カレーを美味しそうに食べることがテーマだったので、テストでも本気で食べてもらって、おかげで良いカットが撮れました。カレーもゴム段も、できるだけ自然に見せるように心がけました」と語りました。
本作にかけた思いのの質問に対して
窪塚は「重要なシーンがあり、台本との共存が日々の課題でした。通常、自分の役柄を掘り下げることが主でしたが、この作品では由茉の心情に重点を置く時間がありました。他人を思いやることの素晴らしさを再認識しました。この映画には、私の全てを注ぎ込んでいます」と述べました。蒔田も「由茉と雪夫が最後の7日間をどのように幸せに過ごせるか、それを映像としてどう表現できるかを考えながら演じていました」と続けました。
続いて、雪夫と由茉のように、自分の人生を変えるような、奇跡の出会いの経験はありますか?
「わたしね、あと1週間で死んじゃうの――。」恋人の突然の告白からはじまった“ふたりの7日間”は、 悲しいけれど、幸福と愛に満ちあふれた、かけがえのない奇跡だった――。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げる純度100%のラブストーリー『ハピネス』。 医者から余命1週間を告げられた高校生の由茉と、突然の告白に戸惑いながらも、彼女との幸せな日々を一緒に作り上げることに協力する雪夫。 残された日々を悲しみに暮れるより笑顔で幸せに過ごしたい、自分らしく生きて、やりたいことに挑戦する、そして何よりも愛する人とずっと一緒にいたい。 そんな由茉の願いを叶えるために雪夫は悲しみや不安を胸に閉じ込め、彼女に寄り添うことを決意する。そんな2人の奇跡のような7日間を描いた<ハピネス:幸福>に包まれた物語。 主演は、ドラマ「最高の教師1年後、私は生徒に■された」や映画『愛のゆくえ』などで注目の窪塚愛流と、映画『朝が来る』やドラマ「おかえりモネ」の蒔田彩珠。 由茉の両親に山崎まさよし・吉田羊、雪夫の姉に橋本愛ら豪華俳優陣が集結。 映画『下妻物語』の作者・嶽本野ばらによる同名小説を人間ドラマの名手・篠原哲雄監督と脚本家・川いづみが若き恋人たちの命のきらめきを余すところなくスクリーンに映し出している。 |
『ハピネス』作品情報
公開日 | 2024年5月17日公開予定 |
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キャスト | 監督:篠原哲雄 脚本:川﨑いづみ 原作:嶽本野ばら「ハピネス」(小学館文庫刊) 出演:窪塚愛流 蒔田彩珠 橋本愛 山崎まさよし 吉田羊 |
主題歌 | 三月のパンタシア「僕らの幸福論」(ソニー・ミュージックレーベルズ) |
制作 | 光和インターナショナル |
配給 | バンダイナムコフィルムワークス |
制作国 | 日本(2024) |
上映時間 | 118分 |
公式サイト | https://happiness-movie.jp/ |
(C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会