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『トワイライト・ウォリアーズ』日本語吹替版上映決定

1月17日の全国公開からロングラン中の香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の日本語吹替版上映が決定し、声優陣のコメントが公開された。4月4日からティ・ジョイ系列で先行公開され、翌週4月11日から上映劇場を順次拡大する。

激アツ!『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』キャストが来日!

香港映画史上歴代ナンバーワン大ヒット(動員数・広東語映画)を記録した『トワイライト・ウォリアーズ』は、1980年代の香港・九龍城砦を舞台に、激動の時代を熱く生きた若者たちの絆と激闘を描くクライムアクション。

谷垣健治アクション監督が手掛けた鮮烈なバトルシーンと、男たちの熱い友情の物語は日本の観客の心もとらえ、口コミの拡大と共に、再入城(リピート鑑賞)するファンも続出。累計興行収入3億円を突破し、スマッシュヒットを記念して、日本語吹替版の上映が決定した。

日本語吹替版では、堀内賢雄が「義侠心が貫かれた物語と、圧倒的なアクションが見どころ。まさに香港映画の醍醐味が凝縮されている」と語る、九龍城砦の伝説的リーダー・龍捲風(ロンギュンフォン)を演じるほか、陳洛軍(チャン・ロッグワン)役の小林親弘、信一(ソンヤッ)役の鈴木崚汰、十二少(サップイー)役の石谷春貴、四仔(セイジャイ)役の星野佑典らが、作品に新たな躍動感をもたらす。

さらに、サモ・ハンの吹替を長年務める水島裕は威厳ある大ボスを演じており「熱い作品です! あの頃の香港映画が、さらに進化して帰ってきたような作品なのです」と絶賛。さらに、赤坂柾之が個性際立つ最強の気功キャラ王九(ウォンガウ)を怪演するほか、三上哲(陳占)、金馬貴之(秋兄貴)、松本こうせい(虎兄貴)らが重厚なドラマを支える。

・堀内賢雄(龍捲風役)
義侠心が貫かれた物語と、圧倒的なアクションが見どころの作品でした。まさに香港映画の醍醐味が凝縮されていて、一瞬たりとも目が離せません。龍捲風は、仲間を導く冷静さを持ちながらも、その胸の内には熱い魂を秘めた男です。彼の信念や迷い、そして決断の瞬間に込めた感情を、ぜひ感じ取ってください。

・小林親弘(陳洛軍役)
戦場のような臨場感を味わえる作品で、息つく暇もないアクションに圧倒されました。陳洛軍は寡黙な男ですが、その背中がすべてを物語っています。彼の戦う理由や、心の奥にある葛藤をどう表現するかを意識しました。セリフが少ないからこそ、動きや間に込めた想いをぜひ汲み取っていただけたらと思います。

・鈴木崚汰(信一役)
香港映画ならではの魅力が詰まった作品でした。信一は、クールに見えて実は仲間思いのキャラクターです。ボスに忠誠を誓いつつも、いざというときは前に出る男。そのギャップを表現するのが楽しくもあり、難しくもありました。彼の決断や行動の意味を考えながら観ていただけたら嬉しいです。

・石谷春貴(十二少役)
まるでジェットコースターのように展開する物語に、終始興奮しました。十二少は、若さゆえの無鉄砲さを持ちながらも、どこか憎めないキャラクターです。生意気ながらも仲間への情が厚く、その変化をどう表現するかを意識しました。吹替ならではの熱量を楽しんでください。

・星野佑典(四仔役)
九龍城砦の息づかいが感じられる、熱い映画でした。四仔は、クールな表情の裏に秘めた想いや、仲間との関係性が魅力的なキャラクターです。セリフだけでは伝えきれない彼の感情が、吹替版ではどう表れているか、ぜひ注目していただけたらと思います。

・水島裕(大ボス役)
熱い作品です! あの頃の香港映画が、さらに進化して帰ってきたような作品なのです。アクションの迫力は圧倒的で、まるで拳の一撃一撃がこちらにまで伝わるような臨場感に息を呑みました。特にサモ・ハンは、動きが鋭くて吹き替えるのが大変でした。数年前に彼と直接お会いした際、「日本のサモはお前だ」と言われたことがあり、その言葉は今も自分にとって特別なものです。今回の収録でも、その言葉を胸に、大ボスの威厳と冷徹さ、そして時折垣間見せる人間らしさを意識して演じました。セリフ一つ一つに重みがあり、どう表現するかを考え抜きましたが、その分やりがいのある役でした。スクリーンで、「この作品の熱」を存分に楽しんでくださいね。

・赤坂柾之(王九役)
劇場で字幕版を観たとき、その圧倒的な熱量に圧倒されました。アクションの激しさはもちろんですが、ドラマの部分でもグッとくる場面が多く、心を揺さぶられました。王九というキャラクターは、ただの暴れん坊ではなく、感情の振れ幅が非常に大きい男です。彼の狂気と知性、滑稽さと残虐性が入り混じる独特な魅力をどう表現するか、とても悩みました。フィリップさんの素晴らしい演技に負けないように、テンションの上がり下がりをしっかり意識しながら演じました。吹替版では、日本語ならではのリズムと間が加わり、よりアクションやキャラクターの個性を感じられる仕上がりになっています。字幕版を観た方も、吹替版でもう一度楽しんでいただければ嬉しいです。硬直!

・三上哲(陳占役)
圧倒的なアクションと共に、九龍城砦の息遣いや人々の暮らしがリアルに描かれていて、ただ派手なだけでは終わらない深みがあります。骨太なドラマとスリリングな展開、そのどちらもが見どころです。陳占を演じるにあたっては、出番は多くないながらも、その瞬間に強烈なインパクトを残せるよう心がけました。特に、堀内賢雄さんとの対決シーンは緊張感に満ちていて、演じていても手に汗握る思いでした。寡黙ながらも、その鋭い眼差しと一撃に込められた覚悟が、観る者の胸に突き刺さるはずです。ぜひ、その余韻を味わってください。

・金馬貴之(秋兄貴役)
義理や復讐、仲間への想いが交錯する、香港映画ならではの熱量あふれる作品です。秋兄貴は、冷徹な一面を持ちながらも、その奥に強い情を秘めたキャラクターです。彼が背負ったものや、戦う理由に思いを馳せながら観ていただけると嬉しいです。

・松本こうせい(虎兄貴役)
男たちの絆と信念がむき出しになった作品でした。虎兄貴は冷徹なボスに見えますが、実は義理堅く、弟分を思う優しさも持っています。そうした二面性をどう表現するかにこだわりました。映画の中で交わされる言葉や仕草の中に、彼の信念が詰まっています。スクリーンで、その熱さを感じていただけたらと思います。