【魁】編 公開記念舞台挨拶
日時:2月8日(土)
場所:新宿バルト9
登壇:鈴木 伸之、榎木孝明、本田博太郎、草川拓弥(超特急)、白濱亜嵐(GENERATIONS)、片寄涼太(GENERATIONS)、下山天監督
新たな金太郎の誕生を告げる【暁】編と、金太郎が日本を牛耳る巨大利権に立ち向かう【魁】編の前後編二部作にて連続公開。主人公のサラリーマン金太郎を演じるのは、鈴木伸之。『サラリーマン金太郎【暁】編』が、2025年1月10日(金)より公開された後、『サラリーマン金太郎【魁】編』が、2025年2月7日(金)より、新宿バルト9他にて絶賛上映中です。
この度、映画『サラリーマン金太郎【魁】編』の公開記念舞台挨拶を開催しました!
主役の鈴木伸之(矢島金太郎役)に、榎木孝明(大和守之助役)、本田博太郎(三田善吉役)、草川拓弥(徳永公平役)、下山天監督、さらには主題歌を担当したGENERATIONSより白濱亜嵐、片寄涼太が登壇しました。
本作では、地熱発電所プロジェクトという大仕事で奮闘する主人公、矢島金太郎を演じた鈴木。前編【暁】編に引き続き、後編【魁】編の初日を迎えた心境について「今回の作品で一旦完結する物語になっているのですが、ようやく後編【魁】編を観ていただけて凄く嬉しいです。【魁】編もパワフルに暴れました!」と喜びを打ち明けた。さらに政財界最大のフィクサー・三田善吉役の本田とのラストシーンについては、「本田さんとお芝居が出来たのが嬉しく、光栄で貴重な経験をさせていただきました」としみじみすると、本田も「もったいない言葉です」と恐縮しながら「初めてお会いした段階で鈴木さんはパワフルで、金太郎がここにいるじゃないかと思いました。手も大きくて、これで殴られた痛いだろうなと感じました」と冗談も交えつつ語った。
ヤマト建設の会長・大和守之助役の榎木は「自分が出ている作品で泣くことはないけれど、最後の対決シーンは泣きました。鈴木さん演じる金太郎を見て、今の時代だからこその金太郎が必要だと思ったし、彼のパワフルさを見て、まさに令和の金太郎が誕生したと思いました」と太鼓判。これに鈴木は「恐れ多いです!」と恐縮していた。温泉街の組合長・徳永公平役の草川は「崖を降りるシーンも、実はリアルに崖を下りたんです。悪天候の中で『今だ!』となった時はスタッフ全員のスイッチが入って撮影したのが楽しかった。壮絶だったけれど、とてもいい画が撮れて嬉しかったです」と自身の見どころをアピール。鈴木の印象を聞かれると「初めてお会いした時に楽屋で大の字に寝ていらっしゃって…。身長のある方なのでとても大きく見えて『金ちゃんがいる!』と興奮しました(笑)」と目を丸くすると、鈴木は「楽屋の面積を取ってしまいましたね…」と頭を掻いていた。
今回、【魁】編の主題歌を担当した白濱は、本編を観て「ノブ演じる金太郎の腕力で最後勝つところがいい。やっぱり男って腕力なんだなと感じました」とニヤリとし、同じく片寄も「ノブが本田さんに『うるせえ!ジジイ!』と言うところが凄いですよね(笑)。『うるせえ!ジジイ!』という言葉を久々に聞いて…衝撃でした」と笑いを取っていた。
そんなGENERATIONの2人は鈴木とは10代からの長い付き合いだという。改めて白濱が「ノブ久しぶり!いつぶりだろうね?」と語り掛けると、鈴木は「GENERATIONSのメンバーの方々とは10代からご一緒していて、そこから道は違えども今回のように楽曲で作品を盛り上げていただき、こうして一緒に舞台挨拶に登壇させてもらって。こんな日が10代の時には来るとは思わなかったので、僕個人として今日はとても嬉しい日になりました」としみじみ。白濱と片寄は「僕らも嬉しい。一緒にダンスレッスンをしていましたもんね」と振り返ると、鈴木からさらに「帰り道にはよく、中目黒のハンバーガー屋さんに行ったよね(笑)」というエピソードも飛び出し、エモさ満載な思い出話に花を咲かせていた。
続いての話題は企画トークへ。金太郎が最大の強敵・三田善吉にたった1人で立ち向かう本作の内容にちなんて、「最大の敵」「ライバル的な存在」を発表。ジムで体を鍛えることにハマっているという鈴木は「週4、5で通うのがベストだけれど、人間なので迷う日がありますよね。そんな自分との葛藤が最大の敵です。ジムまで行ってしまえば筋トレするしかないけれど、行くまでの腰がとにかく重い。迷う時があるので、そんな時に自分との小さな戦いがあります」と弱い自分がライバルだと述べる。それに共感する本田も「常に自分の中の自分が最大の敵」ですといい、草川は「アンケートなど、とにかく期限が守れないんです。そことの戦いをずっとしています(笑)」と苦笑い。榎木は「目指すべき存在ですが、宮本武蔵です」と笑いを誘いつつ、恥ずかしげに答えていた。
一方、犬を飼っているという白濱は「家の中で犬が落とす暗がりの中の糞をよく踏んでしまうんです。トイレでちゃんとするけれど、歩いている時に色々なところにこぼすので三日に一回くらいは踏むんですよ(笑)。それとの戦いが激しいです」です」とまさかのライバルを告白。片寄は「拓弥くん(草川)です!今日は衣装まで若干かぶりましたしね」とこちらも会場の笑いを誘いつつ切り出すと、「実は同い年で7、8年のお付き合いなんです。拓弥君は年を重ねても変わらず美しいので僕にとってはライバルです!」と報告していた。
最後に下山監督は「金太郎の戦いを終わらせたくないという思いがあるので、この先の金太郎の色々な景色を皆さんと観たいです。そのためには観客の皆さんが宣伝部長となって作品を広めていただき、長くお付き合いをいただければ幸いです」と長寿シリーズ化を期待した。主演の鈴木は「日本を代表する漫画の一つを令和で実写化させていただきました。一人でも多くの方に観ていただき、令和の時代にも愛される作品になって欲しいです。GENERATIONSに楽曲をお借りし、今日も一緒に登壇させていただき、僕としても感慨深いので、この作品が一人でも多くの方に愛される事を願っております」と大ヒットを祈願し、登壇した豪華キャストとアーティスト陣に惜しみない拍手が送られる中、公開記念舞台挨拶は幕を閉じた。
2025年1月10日(金)より、全国ロードショー
原作マンガのシリーズ累計発行部数3000万部。平成の世を駆け抜けた常識破りのサラリーマンが令和の日本に帰って来た!人気マンガ家本宮ひろ志が22年にわたって描き続けた「サラリーマン金太郎」は、これまでにも高橋克典、永井大の主演でテレビドラマ化や映画化もされてきた。そして連載開始から30年を経て、破天荒な元ヤンサラリーマン、矢島金太郎の三代目に鈴木伸之が就任。膠着した令和の日本に、そして混沌とした世界に新風を巻き起こす! しかも新・金太郎の誕生を告げる【暁】編と、金太郎が日本を牛耳る巨大利権に殴り込みをかける【魁】編の二部作仕立て。まだ新米サラリーマンの若者から管理職の重責を知るベテランまで、誰もがそれぞれのポジションで感じている現実の壁を、鈴木伸之=金太郎が痛快&爽快に突き破ってくれる。 ![]() |
【暁】編キャスト:
鈴木伸之
城田優 石田ニコル 文音 影山優佳
竹島由夏 米倉れいあ 山口大地 斎藤さらら 前田瑞貴 川合智己 佳久創
橋本じゅん 尾美としのり 浅野温子
榎木孝明
【魁】編キャスト:
鈴木伸之
城田優 石田ニコル 文音 影山優佳
竹島由夏 米倉れいあ 山口大地 斎藤さらら 前田瑞貴 川合智己 佳久創
草川拓弥 水谷果穂 勝矢 斉藤陽一郎 八⽊将康 市川知宏
中⽥喜⼦ 本田博太郎 尾美としのり 浅野温子
榎木孝明
監督:下山 天
脚本:田中眞一
企画・製作:TIME
制作:楽映舎
主題歌:
【暁】編:BALLISTIK BOYZ「Get Wild」
【魁】編:GENERATIONS 「Cozy」
配給:ライツキューブ ティ・ジョイ
©本宮ひろ志/集英社©2025映画『サラリーマン金太郎』製作委員会