映画

『ゴーストキラー』公開記念舞台挨拶

公開記念舞台挨拶
日付:4月12日(土)
会場:新宿バルト9

登壇者:髙石あかり、井上想良、東野絢香、三元雅芸、園村健介

映画「ゴーストキラー」の公開記念舞台挨拶が本日4月12日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの高石あかり井上想良東野絢香三元雅芸、監督・アクション監督の園村健介が登壇した。

高石は、今回が単独での初主演となった本作について、「多くの挑戦や困難に直面した作品だった」と振り返り、「撮影期間中は非常に密度の濃い日々を過ごし、今後の俳優としてのキャリアにおいても重要な経験になる」と語った。また、作品については「熱量のこもった内容ではあるが、コメディ作品のため気軽に楽しめる」と紹介した。

髙石あかり

本多が所属する組織内では、メンバーが犬種に例えてランク付けされている設定となっている。この設定に関連して「自身を犬種で表すと?」という質問に対し、井上は「実家ではマルチーズを飼っているが、自分とはタイプが異なるため、理想はバーニーズ・マウンテン・ドッグ」と述べた。

井上想良

また、劇中のアクションシーンについて東野は「自分でも挑戦してみたい気持ちはあるが、練習しても他の出演者にはかなわない」と発言し、アクションが得意な人物について「転んでもすぐ立ち上がれるような日常生活を送っているのではないか」と推測した。

東野絢香

これに対し、殺陣師としても活動する三元は、「つまずいたときに無意識に受け身を取ってしまうことがあり、見られていないか気になる」と日常での習慣について語った。東野はその言葉を受け、「アクションができる人の日常には格好良さがあると思うので、今後は三元の動きを注意深く観察したい」と話した。

三元は撮影を振り返り、「本作では相手との距離が非常に近い中でアクションを行う必要があり、その成立にはリスクも伴いましたが、自身の技術をさらに高めることができた」と述べ、手応えを感じている様子を見せた。

これまでアクション作品では、「人を殺すことのみを目的とした単独行動型のキャラクター」を演じる機会が多かったとし、「今回は2人で行動する役柄だったため、新鮮な経験だった」と話した。また、今後の目標については、「クールな役柄にとどまらず、人間味や温かみのあるキャラクターにも挑戦したい」と意欲を示した。

三元雅芸

キャストの印象について問われた園村は、高石について「彼女が10代の頃に出会ったが、会話のやり取りが非常に大人びており、演技を見ても本気で面白いと感じる」と評価した。一方、高石は園村との共演について「園村さんのアクションを演じさせていただけるのは非常に貴重でぜいたくな経験。しっかりと噛み締めたい」と語った。

園村健介

撮影時のエピソードについて、三元は「工藤がある人物と対峙するシーンのリハーサル中に、肋骨を骨折した」と明かした。アクションシーンでは安全に最大限配慮しているものの、演じる側が感情的に高ぶると制御が難しくなる場合もあると説明。撮影は一時延期となり、回復のためにさまざまな治療法を試したという。

高石は「撮影中はそのことに全く気づかず、後から知って驚いた」と語った。三元は、本番では相手役が遠慮なく演じてくれたことを振り返り、「結果的にリハーサルを超える演技ができたように感じる」と述べた。

舞台挨拶の終盤、高石は観客に向けてメッセージを送った。前回の舞台挨拶で、作品を盛り上げるために観客からハッシュタグを募った結果、「#ふみか塩かけちゃえ」というユニークな案が出たことを紹介。このハッシュタグは、劇中のある印象的なシーンに関連しており、高石自身も特に気に入っていると述べた。

最後に、「鑑賞後に何かを感じ取った方は、『#ゴーストキラー』に加えて『#ふみか塩かけちゃえ』というハッシュタグでも投稿し、作品の応援につなげてほしい」と呼びかけた。

井上は、完成した作品について「これまでに見たことのないような、胸が熱くなるアクションシーンが多数登場し、息をのむ思いで鑑賞しました」と振り返った。そして「本作では、これまでにない映像体験が繰り広げられるので、ぜひその目で確かめてほしい」と観客に呼びかけた。

続いて東野は、「これから本作をご覧いただけることがとても嬉しい」と述べ、「迫力あるアクションが詰まった見応えのある映画になっているので、ぜひ楽しみにしてほしい」とコメントした。

三元は、観客に向けて「作品を面白いと感じていただけた場合は、ぜひ再度劇場に足を運んでほしい」と呼びかけ、「ハッシュタグをつけて感想を発信していただけると、『ゴーストキラー』の応援になります。ぜひ楽しんでください」と述べた。

続いて園村監督は、「自身がこれまで手がけてきた作品の中でも、特に強い手応えを感じている」と本作への思いを語り、「本作を観て何かを感じたり、面白いと思っていただけたら、ハッシュタグをつけて発信してほしい」と観客にメッセージを送った。

物語
女子大生のふみかは、ストレス MAX な日々を送っている。ある日、帰り道に落ちていた一発の弾丸を拾ったふみか。その日から殺し屋の幽霊・工藤に憑りつかれてしまう。何者かに殺された工藤は、無念の為成仏できずにいるという。工藤が乗り移ると力も乗り移ると気が付いた二人は、工藤の復讐の為に動き出すが…。

髙石あかり 黒羽麻璃央 / 三元雅芸
監督・アクション監督:園村健介
脚本:阪元裕吾
共同制作:Well Go USA Entertainment
エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介(ライツキューブ)
コ・プロデューサー:Doris Pfardrescher
製作:「ゴーストキラー」製作委員会(ライツキューブ/TRUSTAR/テレビ東京)
配給・ワールドセールス:ライツキューブ
©2024「ゴーストキラー」製作委員会