映画『ぼくのお日さま』は、田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年タクヤ(越山敬達)と、選手の夢を諦めたスケートのコーチ荒川(池松壮亮)、コーチに憧れるスケート少女さくら(中西希亜良)の3人の視点で紡がれ、雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を描く。監督の奥山大史が、撮影、脚本、編集も手がけている。
カンヌの清々しい青空をバックに、温かみがありながら明るさも感じるエルメスのグレイッシュな半袖シャツとカジュアルシックなカーキパンツに身を包んだ奥山監督。同じくエルメスの濃いグレイの長袖ポロシャツにブラックのタック入りパンツ、そして腕にはエレガントなレザーベルトのカルティエの時計を着用した池松壮亮、ヴァレンティの真っ白なシャツ風のつなぎというユニークでフレッシュな装いの越山敬達、柔かな素材にドットがプリントされた少女らしい可憐さが溢れる中西希亜良らが笑顔でフォトコールに登場。ポーズを求める大勢のメディアからの掛け声に順番に答えながら、終始溢れんばかりの笑顔で答えながら、時には4人全員で肩を組む姿を見せるなど、最後までリラックスした雰囲気で撮影に応じた。