インディーズ映画では異例の 199 分に及ぶ傑作恋愛群像劇『恋愛依存症の女』がシネマ・ロサの動員記 録を達成。その後、感動シネマアワードの企画コンペグランプリを受賞した『階段の先には踊り場がある』で商業デビューを果たした今泉力哉以降の新世代恋愛群像の旗手・木村聡志監督の最新群像劇『違う惑星の変な 恋人』が 2024 年 1 月 26 日(金)、新宿武蔵野館 ほか全国順次公開となる。
1 月 17 日に池袋 HUMAX シネマズで実施予定の特 別先行上映は、キャパ 453 席のチケットが販売開始から 10 分後に即完、キャストの莉子、綱啓永が、2024 年にブレイクする俳優としてさまざまなメディアで紹介され るなど、公開前から話題沸騰中の作品だ。
この度、『違う惑星の変な恋人』公開を記念し、『違う惑星の変な恋人』から、前々作『階段の先には踊り場がある』まで、同じ世界線で展開する木村聡志監督による深夜ド ラマ『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』が大好評につき劇場版として 2月 16 日(金)に新宿武蔵野館、UPLINK 吉祥寺ほか全国順次ロードショーが決定した。
木村聡志監督による TOKYO MX の深夜ドラマ”Treatment”シリーズの1本として制作され、SNS 等での大好評につき異例 の再放送を経て、劇場版として再誕した『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』。設定・舞台は『違う惑星の変な恋人』から 1 年後。主演は『階段の先には踊り場がある』の先輩(平井亜門)、ヒロインに木村組初登場の石川瑠華、森ふた葉。同じく『違う 惑星の変な恋人』で坂ノ上茜が演じた澤=喫茶店員の妹でバー店員の澤にまるぴが扮し、『階段の先には踊り場がある』の多部ちゃん(手島実優)、『違う惑星の変な恋人』のベンジー(中島歩)までもが登場。時系列も関係性もこんがらがった恋愛群像、ストイックな域にある徹底的に 1:1 の会話劇で構築されたともいえる逸品であり、『違う惑星の変な恋人』と同じ劇伴(渡辺雄司)、みらんによる主題歌「恋をして」(Acoustic Version)まで含めて KCU(キムラ・シネマティック・ユニバース)入門編とも言える一作となっている。
主要キャストと木村聡志監督から喜びのコメントも届いている。
映画学校を卒業してからデビュー作が公開されるまでに 5 年かかりました。2 作目はそこからさらに 4 年かかりました。2 本の映画を 監督するのに約 10 年の月日を要したはずなのに、2024 年は 2 ヶ月連続で監督作が公開されることになりました。 そして『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』は自分が今まで作ってきた(あるいは今後作られるであろう)作品群の中でも極めて 重要な位置付けになることは間違いないと思っています。
木村聡志監督
全 4 話が 1 本の映画に?!?!現在と過去が行ったり来たりする本作、ドラマ版より木村監督が観せたかったものがより分かりやすく鮮明になった気がします。『階段の先には踊り場がある』から引き続き”先輩”を演じられて本当に幸せでした。お芝居してて凄く楽しいんですよ、先輩。沢山の人に届きますよーーうに!!!
平井亜門
木村監督の映画の中に存在できることやドラマを作っていたらそれが映画化するなんてこんなご褒美みたいなことがあるのかと驚いていますが、とても嬉しいです。
木村監督は役者さんはその役でしか自分の物語に出さないと聞いているので、私は一生アキちゃんを背負っていくのだなと勝手に覚悟を決めています。ポップコーンなど食べながら肩の力を抜いて観れる映画かなと思います。是非是非、劇場でご覧ください!
石川瑠華
【あらすじ】観覧車の先輩とアキ。先輩はアキに告白して振られたため気まずい会話の時間が続く。後日、バイト先のハンバーガー屋で会う先輩となっちゃん。なっちゃんが先輩に告白する。少し前に、BAR で先輩と澤が会っていた。カウンター越しに先輩がアキへの告白の予行練習を試みるが…。
『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』
平井亜門 石川瑠華 森ふた葉 まるぴ 手島実優 / 中島歩
監督・脚本・編集:木村聡志|音楽:渡辺雄司(大田原愚豚舎)|撮影:平井諒|録音:古茂田耕吉|装飾:藤本楓|スタイリスト:庄司洋介|ヘアメイク:仙波夏海|助監督:江口嵩大|制作担当:塩野峻平|スチール:柴崎まどか |エグゼクティブプロデューサー:杉山剛|プロデューサー:静陽子、直井卓俊、久保和明|制作プロダクション:レオーネ|配給・制作協力:SPOTTED PRODUCTIONS|製作:ソニー・ミュージックエンタテインメント|カラー|ビスタサイズ|80min