歌手のmiwaが26日、大阪・関西万博で開かれた「株式会社エントリーpresents Japan Expo Paris in Osaka 2025」(JEPO)に登場。EXPOアリーナ「Matsuri」でパフォーマンスを披露した。
昨年、パリで開催された「JAPAN EXPO PARIS 2024」に出演し、日本からの参加を呼びかけていたmiwaさんが、今回のイベントに登場しました。1曲目「don’t cry anymore」のパフォーマンス後のMCでは、「パリから来てくださった方はいらっしゃいますか?」と問いかけると、客席から手が上がり、驚きと喜びの声をあげました。
miwaさんは「毎年、パリのジャパンエキスポでお会いしているファンの方です。本当にありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝え、初めて来日したというファンとの再会を心から喜んでいました。
ステージでは、映画『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』の主題歌「360°」や、アニメ『BLEACH』のオープニングテーマ「chAngE」なども披露し、会場を大いに盛り上げました。
4月26日と27日の2日間、万博会場内のEXPOアリーナ「Matsuri」では音楽アーティストたちによるライブパフォーマンスが行われ、また、EXPOメッセ「WASSE」ではアニメ、ゲーム、コスプレ、食、ものづくり、武道など、多彩なコンテンツのステージショーやブース展示が展開される予定です。
『神在月のこども』は島根・出雲を舞台に日本神話をモチーフに描かれた作品。主人公のカンナを蒔田彩珠、神使の兎を坂本真綾、鬼の少年を入野自由が、声優を務めた。miwaは主題歌を担当した。
イベントには、原作とコミュニケーション監督を務めた四戸俊成氏、統括プロデューサーのオシア ウコ氏、スーパーパイザーの諏訪道彦氏も登壇。四戸氏がmiwaに主題歌を依頼した経緯を紹介した。
パリで開かれた2019年の「Japan Expo」に出演していたmiwaのパフォーマンスを見た四戸氏は「歌っている姿に、主人公カンナの想いを重ね合わせたいと感じた」と話しました。その後すぐに楽屋を訪れ、直接オファーを伝えたそうです。
諏訪さんは、「通常は主題歌を誰にお願いするか、事務所と相談しながら進めるものですが、四戸さんはすでにmiwaさんに直接お話ししていて、驚きました」と当時の様子を明かしました。
miwaさんも「最初はライブの感想を話してくださったんですが、だんだんと『こういうアニメを作りたい』という話になり、気づいたらオファーの話になっていました」と笑顔で振り返り、「ライブを見てピンときた、と言ってもらえたのは本当にうれしかったです」と喜びを語りました。
このイベントは、日本が世界に誇るマンガ・アニメ、ゲームなどのコンテンツと、伝統工芸をはじめとするものづくりの魅力を組み合わせて体験できる展示・ショーイベントです。フランスで25年にわたり日本文化を発信し続け、世界有数のジャパンフェスティバルとして知られるパリの「Japan Expo」(主催:SEFA EVENT)と連携し、日本で初開催となりました。