漫画家・渡辺ペコによる累計販売部数146万部超の大人気コミックを原作にした連続ドラマ『1122 いいふうふ』(6月14日金曜日よりPrime Videoにて世界独占配信)がついに完成! 6月12日に東京の結婚式場・シャルマンシーナ東京ノヴェルクリスタルにて開催された。イベントには相原一子役の高畑充希、相原二也役の岡田将生、柏木美月役の西野七瀬、柏木志朗役の高良健吾、池端礼役の吉野北人、今泉力哉監督に加え、応援MCとしてLiLiCoが登壇した。
チャペル
ドラマ完成披露宴の直前に行われたチャペルでのトークイベントでは、高畑充希&岡田将生、西野七瀬&高良健吾、そして本日急遽駆けつけた吉野北人らが、観客からのフラワー・シャワーの祝福を受けながらバージン・ロードを闊歩した。高畑はバージン・ロードを歩いた感想を求められ、「何と言っていいのか……。こんな経験がないので嬉しかったです。でも皆さんもフラワー・シャワーを投げるのを忘れていて、わ!みたいな感じで、途中から投げてくれたので、そりゃ忘れるよねと思いました(笑)」とフラワー・シャワーの洗礼に大笑い。岡田も「チャペルでイベントをやることがないのでアットホームなのかそうじゃないのか今の時点で分かりませんが(笑)、最後まで探っていきたい」と語り、笑いを誘っていた。
長年の原作ファンという高畑は「地上波では出来ないようなシーンもあるけれど、そこをカットせずに、このように配信ドラマとしてできるのが本当に嬉しくて、全力で一子を演じたいと思いました」と意気込み十分。初共演にして高畑と夫婦役を演じた岡田は「7年という出来上がった夫婦の空気を最初のシーンから出せないのではないか?と心配していたら、高畑さんもそう思ってくれていたようで共通の知人を通して撮影前にお会いしてお話をする機会を頂きました。そんなところからも高畑さんの人間性が見えて素晴らしい座長だと思いました」と全幅の信頼を寄せていた。
一方、高良と夫婦を演じた西野は、高良から「今日久しぶりに会った高良健吾はどうですか?」と謎の質問を受けると「高良さんと今日お会いして、すぐに撮影当時に現場で話していた雰囲気になって、作品の感想を交換できた。久しぶり感はありませんでした」とニッコリ。これに高良は「良かったです!」と喜んで、会場も幸せな空気に包まれた。
一人でバージン・ロードを歩いた吉野は「お花が飛んできてビックリしましたが、嬉しかったです」と照れ笑い。そんな吉野との初共演に高畑は「普段はアーティスト活動をメインにされている方なので、撮影初日にお会いした時に『何このキラキラしている人は! 可愛い!』と劇中の一子のような感情を抱きました。吉野さんは緊張していると言いながら、堂々としていたのでそこにも感動しました」とゾッコン。また高畑は吉野とのキス・シーンに触れて「キス・シーンの撮影が初めてとおっしゃっていたので、最悪な思い出にしてはいけないというプレッシャーがあった」と打ち明けると、吉野は「最高の思い出になりました!」とまさかの元気な返しで、高畑を「それはそれで恥ずかしい!」と赤面させていた。
完成披露宴
その後、場所を移動して行われたドラマ完成披露宴では、今泉監督と応援MCのLiLiCoも登壇。先んじて本作を鑑賞したLiLiCoは「結婚の悩みに対する答えがこのドラマにはある。私もこのドラマを観て以降、主人の小田井涼平とコミュニケーションを取るようになりました」と大感動も「今朝も“私が若い男の子にお金を払ったらどうする?”と聞いたらNO返事でしたけど」としっかりとオチをつけていた。
LiLiCoからキャスティングについて聞かれた今泉監督は「一子については、高畑さんには柔らかい部分と自分を持つ強さがあると思った。岡田さんは二也をやったら憎まれる可能性もあるけれど、岡田さんの柔らかさとある種の天然さで可愛らしくなると思った」と返答。すると岡田は「監督、僕は天然じゃないんです! ずっとそこに引っかかっていた」と天然キャラ認定に納得しない様子で、これに今泉監督が「天然じゃないのか……ならば残念?」と言い直すと、岡田は「ええ? 残念じゃないでしょう!? もう僕は立派な大人になっています!」と抗議して、場内大爆笑となった。
原作ファンの高畑はドラマ完成に触れて「配信ドラマとして今泉監督でこのチームで。すべてのパズルが何年も経てハマった気がして、原作ファンとして勝手にブチ上がっていました」と大喜び。岡田も「緻密に練り上げられた脚本で読み応えがあって、それだけでやりたいと思いました。今泉監督とも仕事をしてみたくて、どのようなパフォーマンスが出来るのか自分自身も楽しみでした」と念願叶った様子だった。
西野は「今泉さんの演出は今まで出合ったことのないくらい細かくて、自分自身も自覚していない癖も言い当ててくれた気がした。私的には難しかったし挑戦だったけれど、確実に何か自分の中に残るものがあると思った撮影期間でした」と回想。ドラマ主題歌であるスピッツの『i-O(修理のうた)』に触れて、「私はスピッツさんのファンで、いつかスピッツさんが主題歌を務める作品に出るのが目標だったので凄く嬉しいです」と夢が叶って嬉しそうだった。
高良は「自分は独身なのにどうしてこんなに気持ちが分かるんだ?と思う面白い脚本で、自分が結婚した時に気をつけなければいけないと思ったし、完成したドラマを見て勉強にもなりました」と得たものがあった様子。吉野は「ここまで夫婦を深掘りした作品は観たことがなくて、興味深い話だと思った。挑戦的な役で緊張したけれど、充希さんが一緒にやりやすい空気を作ってくれて感謝しています」と述べていた。
またLiLiCoから「本作を通して結婚に対する考え方の変化」を聞かれた高畑は「“これでも来るのか? 結婚という領域に!?”と言われている気がして若干しり込みしている」と苦笑いも、「私は一人っ子で親に何かあったらどうしようと考えると、劇中で二也が寄り添ってくれる存在のありがたさたるや……とも思う。こっちに来るの?と、結婚という強大な敵に言われた気がしましたが、この作品を最後まで撮ったら結婚への憧れもポジティブなものになりました」と明かした。
岡田は「夫婦ってこんなに会話を繰り広げなければいけないのかと、撮影が終わるたびに毎日疲れ切っていたので、これって結婚したら毎日続くのかと思うと……スケジュールで木曜日に喧嘩しようとか決めてもらったほうがいいのではないかと」と提案し、LiLiCoもこの意見に大賛成。一方、山田裕貴と結婚したばかりの西野は「私は結婚願望が強かったわけではないけれど、でも今結婚できたので。周りからしたら大きな変化だけれど、自分的には実は変わっていないと思います」と言うも「自分に関することを二也と共有していたという一子のセリフに共感しました」と一子の心情に共鳴していた。
高良は「地元の友達はみんな結婚して子どもがいて。素直に良いなと思いました。いつか機会があれば僕も」と結婚への興味も増した様子。吉野は「僕は結婚願望があって、家庭を持つのも一つの夢。素敵な人が出来たら向き合って、素敵な関係を築いていきたいと思える作品です。僕にも良い人が現れるのをお待ちしています」とまさかの呼びかけをしていた。
最後に岡田は「共感性の高いドラマです。二組の夫婦を見て、いい夫婦とはどんなものなのかと考えて見てほしい」とアピール。高畑も「原作に出合ったのは20代中盤の頃で、その年月を経て配信ドラマが始まることに感慨があります。今できる最良を全員で持ち合わせて完成しました。重量感と満足感のある作品で流し見は出来ないと思います。見ると人との向き合い方に対する考え方も変わるはず」と呼び掛けていた。
配信情報:2024年6月14日(金)、Prime Videoにて世界独占配信!
* 全7話順次配信!
6/14:1~3話、6/21:4~5話、6/28:6~7話
結婚7年、セックスレス。子どもなし。ふたりだけの夫婦のあり方、模索中
毎月第3木曜日は、夫が恋人と過ごす夜。
妻・ウェブデザイナーの相原一子(高畑充希)。夫・文具メーカー勤務の相原二也(岡田将生)。友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦。セックスレスで子どもがいなくても、ふたりの仲は問題ない……だけど。私たちには“秘密”がある――。それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。結婚7年目の二人が選択したのは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。二也には、一子も公認の“恋人”がいるのだった。「ふたりでいること」をあきらめないすべての人に届けたい、30代夫婦のリアル・ライフ。一見いびつで特殊な夫婦の関係に見えるふたり。だけど、結ばれて“めでたしめでたし”で終わる物語のその先は……? これは、「結婚」という〈ハッピーエンド〉の続きにある物語。
原作:渡辺ペコ「1122」(講談社「モーニング・ツー」所載)
脚本:今泉かおり
監督:今泉力哉
出演:高畑充希、岡田将生
⻄野七瀬、高良健吾
吉野北人、中田クルミ、宇垣美里、土村 芳
菊池亜希子、内田理央、芹澤興人、前原 滉、橋本 淳
市川実和子、片桐はいり、森尾由美、宮崎美子/成田 凌/風吹ジュン
企画・プロデュース:佐藤順子
製作・著作:murmur
制作プロダクション:Lat-lon
公式HP:https://1122-drama.com/(外部サイト)
公式X&instagram:@1122_iFUFU
※ 配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。
※ 作品の視聴には会員登録が必要です。(Amazonプライムについて詳しくはhttps://www.amazon.co.jp/amazonprime、外部サイトへ)。
※ Amazon、Prime Video及びこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc.又はその関連会社の商標です。