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「黒澤明賞」受賞を記念して来日舞台挨拶開催決定 新予告「お母さんがひとりでいるとき」篇解禁

第37回東京国際映画祭で黒澤明賞を受賞した台湾の俊英フー・ティエンユー監督が自身の母親をモデルに描いた台湾映画『本日公休』が現在全国にて順次公開中。このたび、11月5日に行われる授賞式にあわせて来日するフー・ティエンユー監督の、アップリンク吉祥寺での舞台挨拶が決定した。あわせて新予告

本作は、作家、MV 監督としても活躍するなど多彩な才能をもつ台湾の俊英フー・ティエンユー監督の劇場長編3作目。台湾の下町で理髪店を営むアールイを主人公に、常連客や3人の子供たち、元娘婿との日々を描いた心温まる物語は、理髪師の母親をモデルにフー監督が脚本を執筆。台中の実家で今も営んでいる理髪店で撮影を敢行し、3年の月日をかけて完成させた。『客途秋恨』の名優ルー・シャオフェンが 24 年ぶりに銀幕に主演復帰を果たしたほか、『返校 言葉が消えた日』のフー・モンボーや、『藍色夏恋』のチェン・ボーリン、『僕と幽霊が家族になった件』のリン・ボーホンなど豪華キャストが出演している。

9月20日から新宿武蔵野館ほかにて公開を迎え、わずか9館ながら興行通信社によるミニシアターランキングで2位にランクインするなどヒットスタートを切った本作。「母親を想い出し会いたくなった」「初回よりさらに泣けた」など心を打たれた観客の感想がSNSに続出し、公開館数が合計60館以上に達するなど広がりをみせている。

このたび、フー・ティエンユー監督が、第37回東京国際映画祭 黒澤明賞を受賞したのを記念し、来日舞台挨拶の開催が決定。11月8日(金)から公開が決定しているアップリンク吉祥寺にて、先行イベントとして11月4日(月・休)に監督の舞台挨拶付き上映を実施する。

あわせて、新予告「お母さんがひとりでいるとき」篇が解禁。一人で日々を過ごす母アールイを想う娘リンの語りが涙を誘う、感動的な予告編となっている。

『本日公休』は全国順次公開中。フー・ティエンユー監督の舞台挨拶の詳細は以下のとおり。

『本日公休』フー・ティエンユー(傅天余)監督 来日舞台挨拶 詳細

日時:11 月 4 日(月・休)14:55 の回(舞台挨拶は上映後に実施)
場所:アップリンク吉祥寺(東京都武蔵野市吉祥寺本町 1 丁目 5−1 パルコ地下 2 階)
チケット発売:10/29(火)22:00~会員先行(オンライン)|10/30(水)10:00~一般発売(窓口・オンライン)

作品情報

本日公休
2024年9月20日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー

STORY
台中にある昔ながらの理髪店。女手ひとつで育て上げた3人の子供たちも既に独立し、店主のアールイは今日も一人店に立ち、常連客を相手にハサミの音を響かせる。息子の卒業式に出席するため整髪に来た紳士、親に内緒で流行りのヘアスタイルにして欲しいと懇願する中学生…。娘や息子に「こんな理髪店は時代遅れ」と言われても、40年続けた店と常連客を大切に想い、アールイは、せわしくも充実した日々を送っている。そんなある日、離れた町から通ってくれていた常連客の“先生”が病の床に伏したことを知ったアールイは、店に「本日公休」の札を掲げ、古びた愛車でその町へ向かうが…。

監督・脚本:フー・ティエンユー(傅天余) 製作:ウー・ニェンチェン(吳念真)、ウー・ミンシェン(吳明憲) 主題歌:「同款」ホン・ペイユー(洪佩瑜)
出演:ルー・シャオフェン(陸⼩芬)、フー・モンボー(傅孟柏)、ファン・ジーヨウ(⽅志友)、チェン・ボーリン(陳柏霖)、リン・ボーホン(林柏宏)

2023年|台湾|106分|カラー|1.85|5.1ch 原題:本日公休 英題:Day Off 字幕翻訳:井村千瑞

提供:オリオフィルムズ / 竹書房 / ザジフィルムズ  配給:ザジフィルムズ / オリオフィルムズ
協力:大阪アジアン映画祭  後援:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター

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