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映画『チャレンジャーズ』緻密に考え抜かれた本作の世界観を彩る衣装とは?特別映像 衣装編 解禁

二人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜になった若きテニスプレイヤーの10年以上に渡る“愛”の物語を描くルカ・グァダニーノ監督作『チャレンジャーズ』の特別映像〈衣装編〉が解禁されました。

到着した映像では、ルカ・グァダニーノ監督とゼンデイヤ、そして衣装デザインを担当したロエベのクリエイティブディレクターであり、自身のブランドのJWアンダーソンを率いる国際的デザイナーのジョナサン・アンダーソンが衣装制作の裏側について語っています。

日本でも「ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン」2024年春夏コレクションを手掛けるなど国際的に活躍しているアンダーソンについて、グァダニーノ監督は「ジョナサン・アンダーソンは世界のファッションに大きな影響を与えた人物だ。彼が衣装デザインを担ってくれたことは驚きだった」と振り返っています。監督は別のインタビューでも、「以前からジョナサンの大ファンなんだ。彼は私に最も刺激を与えてくれる人たちの一人であり、大親友でもある」と明かし、今作では「彼は決して“デザイナーが手掛けたように見える映画”を作ろうとせず、登場人物たちを注意深く掘り下げたり、見た目という観点で彼らがどう振る舞うべきかを考察したりすることで、観る者が彼らをより良く理解できるようにしてくれたよ」と語っています。

アンダーソンは、「衣装作りの出発点はキャラクターを作り上げること。生きている人間の考え方に入り込むこと」と明かしており、本作でゼンデイヤが演じた主人公・タシについては、“成功”や“権力”、“指導者”、そして“究極の女性像”という印象的なイメージが元になっているとコメント。完成した衣装をグァダニーノ監督は、「どの衣装も登場人物たちに自然に馴染んでいて、作りこみすぎている感じは全くない。彼らの内面を映し出すような見た目になっている」と称えています。

『チャレンジャーズ』(原題:Challengers)

監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ゼンデイヤ、ジョシュ・オコナー、マイク・ファイスト
音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス
衣装:ジョナサン・アンダーソン
2024/PG12/131分

日本公開:2024年6月7日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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